石材の汚れ、劣化にはどんなものがあるのか。
石材外装 雨筋汚れ
雨筋状の汚れは、雨水とともに汚れが石に浸透してしまうケース(事例1)
シール目地油分が静電気をおび、大気中の汚れを引き寄せてしまうケース(事例2)があります。
不自然な筋状のよごれは、デザインと景観に違和感を作りだし建物の資産価値を低下させてしまいます。
適切なクリーニングを行うことで、汚れを除去しコーティングすることで石材の美しさを保つことが可能です。
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事例1
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事例2
藻類・カビ汚れ
藻類・カビは時間をかけて、徐々に石材を劣化させてしまいます。
藻類・カビを放置すると、石の劣化が進み、ちょっとした洗浄・クリーニングでは石の劣化を防ぐことは難ぐことはできません。
まず石の奥まで侵入した藻類・カビを徹底的に洗浄し、表面をコーティングすることで劣化を抑制することができます。
また藻類・カビは、転倒などの事故の発生にもつながります。
石材の藻類・カビ汚れの除去は滑防対策としても非常に有効です。
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事例3
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事例4
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事例5
水シミ
水シミは、下地モルタルのアルカリ成分が石材細孔で結晶化、石の細かい溝に蒸発できない水分が詰まることでが染みに見える現象です。
常に湿っている状態のため汚れが付きやすく、それが水シミをさらに目立たせてしまいます。
水シミを完全になくすことは困難ですが、コーティングをすることで汚れ防止効果となり、水シミをこれ以上、目立たなくさせることができます。
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事例6
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事例7
石材表面のサビ
石にサビは発生しません。
ただし内部の鉄骨でサビが発生し、石材表面に浮き出る事例があります。
事例8は、下地からの水分で石材内部の鉄骨がさびたと推測できます。
サビは一時的に除去しても再発生する可能性の高い事例です。
サビを抑えるためには、表面のサビの洗浄だけではいけません。
石表面にコーティングを施し、雨水の浸入を抑制させることがもっとも効果的です。
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事例8
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事例9